ガイデッドサージェリーインプラント | 監修:東京日本橋デンタルクリニック

ガイデッドサージェリーインプラントは、サージカルガイドというものを用いてインプラントを埋め込む方法です。治療前にCTであごの骨の状態やインプラントを埋め込む位置をしっかり確認し、さらにインプラントシミュレーションソフトを使用してインプラントを埋め込む位置を決定します。

そして、正しい位置にインプラントを埋め込めるように、サージカルガイドというプレートを作製します。サージカルガイドによって、より正確にインプラントを埋め込むことをガイドサージェリーといいます。


ガイドサージェリーインプラントの
必要性Necessity

インプラントを埋め込む位置は、角度や深度、頬や舌との位置関係、近遠心的な位置によって決定します。このように、複数の要素に基づいて埋め込む位置を決めるため、人の手の感覚ではインプラントを正確に埋め込むことが難しくなっているのです。

そのため、サージカルガイドがとても重要となります。


ガイドサージェリーを
適用した方がよい症例Case

ガイドサージェリーは、全ての症例に適していますが、特に次のような場合に向いています。

  1. 骨が少ない
    骨が少ないと、より正確な位置へと埋め込む必要があるため、ガイドサージェリーを使用した方がよいと言えます。
  2. 多数のインプラントを同時に埋め込む
    上下のあごに6~10本を同時に埋め込むような場合には、ガイドサージェリーを使用した方がよいでしょう。
  3. 即時負荷を加える
    インプラントを入れてすぐに仮歯を入れる場合には、ガイドサージェリーの使用をおすすめしています。

ガイドサージェリーのメリットMerit

ガイドサージェリーを使うことには、次のようなメリットがあります。

高い精度でインプラント治療を行える

ガイドサージェリーを使用することで、高い精度でインプラント治療を行えます。インプラント治療の失敗は、多くの患者様が心配されていることです。当院は、十分な技術と経験を持つ歯科医師がインプラント治療を行うため、ガイドサージェリーを使わなかったからと言って失敗する心配はほとんどありません。しかし、ガイドサージェリーを使うことで、患者様が安心できるのでしたら、利用いただいた方がよいと言えるでしょう。

難しい症例にフラップレスインプラント治療を適用できる

通常では切開が必要だったケースにおいても、フラップレスインプラント治療を適用できる場合があります。インプラント治療は、歯茎を切開して人工物を埋め込む手術であるため、心身への負担が比較的大きい治療と言えます。フラップレスインプラント治療を選択できれば、切開や剥離、縫合が不要になるため、心身への負担を抑えられます。


医師の経験に左右される
インプラント治療Experience

インプラント治療は、医師の経験や技術、知識によって結果が大きく変わります。技術や経験が不足している医師が行うと、トラブルが起こる可能性が高まります。ガイデッドサージェリーインプラントを使用することで、「失敗するかもしれない」という患者様の精神的な負担を軽減することが可能です。


十分な技術と経験を持つ
医師が治療しますHigh Quality

当院では、インプラント治療を成功させてきた十分な技術と経験を持つ歯科医師が手術を行います。そのため、安心してインプラント治療を受けていただけるかと思います。それに加え、ガイドサージェリーを利用いただければ、インプラント治療の成功率をさらに高めることが可能です。


以上のように、ガイデッドサージェリーインプラントは、インプラント治療の成功率を高めるものとなっています。使用する唯一のデメリットは別料金がかかることです。それ以外に特にデメリットはありませんので、手術が不安という方はご検討されるのも良いでしょう。