痛くないインプラント治療 | 監修:東京日本橋デンタルクリニック
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痛くないインプラント治療とは?

インプラント治療は歯を失った時、入れ歯が馴染めない時、ブリッジが駄目になった時など、お口の悩みに対して最終的な治療法として検討する場合が多いのも事実です。その中で、当院へインプラント治療を考えている患者様に対し、カウンセリングを行うと、「費用」はもちろんのこと、「腫れや痛みなどによる日常生活の不安」の悩みをよく耳にします。ここでは、インプラント治療の現状と当院が行なう痛くないインプラント治療についてご説明いたします。

インプラント治療の2つのハードル

インプラント治療は画期的な歯科治療法であるにもかかわらず、日本では治療を受ける方が限られています。なぜ治療を受ける方が限られているかというと大きく2つのハードルがあると考えています。

1つ目のハードル

1つ目のハードルは「高額な治療費」といわれています。インプラント治療は公的医療保険の対象外となる自由診療での治療となります。また、治療期間の長さ、インプラントの埋入や骨造成などの外科手術が必要になるため、他の歯科治療に比べて費用が高額になってしまいます。高額かつ保険適用されないために、患者様の金銭的負担は大きく、インプラント治療を受けるハードルを高くしてしまっているといえます。
高額になってしまう治療費ですが、医療費控除という制度にて治療費が返ってくることもありますので、ぜひご相談ください。

2つ目のハードル

2つ目のハードルは「手術を行なう不安」といわれています。インプラントの手術は「歯肉切開」「歯肉剥離」「骨を削り穴を開ける」「インプラントを埋め込む」といったプロセスがあり、聞いているだけでも、「痛そう」「怖い」といった想像がしやすいのではと考えられます。当院ではそういった不安を少しでも感じさせないような治療を心掛けております。

痛くないインプラント治療は可能なのか?

歯医者にて不安や恐怖を感じるような体験をし、歯医者は「怖い」「痛い」といったイメージを持ってしまい、本当であれば早く治療しなければいけないのに、歯医者に行かずにますます口腔環境が悪化してしまったという例をよく目にします。

そのような方から、「痛みが全くない治療が可能か?」という質問をよく聞かれます。絶対に大丈夫ですとはさすがにお答えできませんが、極限まで痛みを減らすことを当院は第一に考えて、治療を行っております。例えば、インプラントの手術方法はもちろんですが、治療を行なう前の麻酔や治療後のケアなど、インプラントを埋め込む手術だけでなく、トータルで患者様に痛みを極力まで感じさせないように工夫をしております。不安を和らげるとともに、治療時も痛みを感じずにインプラント手術が行なえるための工夫をご説明していきます。

笑気麻酔で痛みも恐怖も軽減

笑気麻酔とは、笑気ガス(亜鉛化窒素ガス)を鼻から吸引して行なう麻酔法です。気分が落ち着き、手術による不安や恐怖などを和らげることができます。また、鎮静作用だけではなく、痛みを抑える作用もありますので、インプラント手術時に必ず行なう局部麻酔との相乗効果により、痛みに対する負担を軽減することができます。笑気麻酔中は、身体がフワフワして、本当にお酒に酔って気持ちよくご機嫌になっているような状態となり、痛みや恐怖を軽減できるだけでなく、笑気麻酔を終え、数分でそのような状態もなくなりますので、身体にも安全な麻酔方法といえます。
当院では、笑気麻酔のあとに術部に表面麻酔という塗布型の麻酔を行なった後に局所麻酔(注射麻酔)を打ちますので、より患者様の痛みを軽減させる処置を行っております。

切らない・縫わない・痛みが少ないインプラントとは

笑気麻酔、表面麻酔、局所麻酔を行なった後に、インプラント埋入手術を行ないます。従来のインプラント手術ですと、「歯肉切開」「歯肉剥離」「骨を削り穴を開ける」「インプラントを埋め込む」といった流れとなりますが、当院では、フラップレスインプラントという手術方法を採用しており、歯肉切開を行なわずに4mmの程の穴を開け、手術を進めていきます。切開よりも小さい穴を開けるだけですので、傷が少なく術後の腫れによる痛みを最小限に抑えることができます。また、歯肉を骨から剥離することもいたしませんので、骨が剥き出しになることがないのも特徴で、いかに傷を大きく深くしないかを考えております。次にインプラント体を埋入するために骨に穴を開けますが、当院では最初から埋入サイズの穴を開けるのではなく、まず小さい穴を開けた後に麻酔液を流し込むなど、痛みを最小限に留める処置を挟みます。その後、穴を拡げていきインプラント体を徐々にゆくっりと埋め込んでいきます。埋め込んだ後、通常であれば歯肉を縫合し術後10日ほどで抜糸という工程になりますが、腫れや痛みを抑えるために縫合ではなく、キャップを被せることで対応し、術後は抜糸ではなく消毒のみで身体的負荷を軽減するように努めております。

フラップレスインプラントの注意点

フラップレスインプラントは、全てのケースに適用できるわけではありません。当院では、心身への負担が少ないフラップレスインプラントを選択される患者様が多く、約9割をフラップレス術式で行っておりますが、インプラントの本数や治療計画などの関係で、通常のインプラント治療が必要となるケースもあります。

痛みが最小限のフラップレスインプラントができるのか?と疑問に思った方がいましたら、ぜひ当院にご相談にお越しください。歯が悪くて食べたいものが食べられない、はっきりと喋ることができない、歯を出して笑えないなど様々な悩みが生じるものです。痛みや歯医者への恐怖からインプラントを検討しているがいまいち前に踏み出せない方も多いです。当院ではカウンセリングは無料で行なっておりますので、お気軽に歯のお悩みやインプラントについてご相談いただければと思います。