東京日本橋デンタルクリニック

患者様の負担を最小限に抑える
インプラント専門クリニック

ノーベル・バイオケアインプラント

ノーベル・インプラントは、ブローネマルク博士が発見したチタンの特性を生かし、世界で初めてチタン製の歯科用インプラントを開発・販売したノーベル・バイオケア社の商品です。現在においても世界シェア数はトップクラスを誇るノーベル・インプラントを詳しくご紹介します。

ノーベル・バイオケアインプラントとは?

Nobel Biocare Implant

人類は失った歯を補う為に、古くはマヤ文明の時代からさまざまな物を歯に見立てていたことが、発見されたミイラから判明しています。死者を埋葬する際に、死後の世界で不自由しないように、亡骸に宝石や象牙をはめ込んで見送っていたことや、歯を失ったことで不便さを解消するために貝などをはめ込み歯の代わりにして、食べ物を噛み砕いていた痕跡も見受けられ、マヤ文明やそれ以降の人類も歯が生きるために必要不可欠なものであると、現代の私たちのように認識していました。

更に時代は移り変わり、現代のインプラントの形体になり、さまざまな金属でインプラントは製作されてきましたが、どれも歯とそれを支える歯槽骨が結合することはありませんでした。しかし1952年にブローネマルク博士がチタンと歯槽骨が結合すること(オッセオインテグレーション)を発見し、インプラント業界に革命が起きました。

その発見をもとに世界中で初めて、チタン製のインプラント「ブローネマルク・システム」の開発・販売したインプラントがノーベル・インプラントです。ブローネマルク・インプラントと呼ばれることも多くあり、40年以上に渡り支持されています。

長年の経験を活かしたアフターフォロー

インプラントは長期に渡り、患者さまのお口の中に埋入する人工物です。インプラントはインプラント体、インプラント体と人工歯を繋ぐアバットメントなどに小さなネジで固定されています。

精巧な作りになっていますが、万が一の不具合が生じてしまっても、アフターフォローできるように予算を掛け、ノーベル・バイオケア社が全面的にサポートをおこなっています。

商品展開

Lineup

ブローネマルク・システム

1952年にブローネマルク博士が発見したチタンと歯槽骨が結合することである「オッセオインテグレーション」を確立し開発・販売され、インプラントの歴史を代表する存在として1965年以来、世界中で臨床使用され続けています。

現在ではさまざまな症例に対応できるように、インプラント体の長さは7~52.5mmを取り揃えています。ブローネマルクシステム・ショーティーでは歯槽骨埋入5.5mmを実現し、歯周病などで破壊されてしまった歯槽骨に通常サイズのインプラント体を埋入することは困難でしたが、骨移植することなくインプラント埋入が可能となりました。

また、インプラント体の表面性状は、ノーベル・バイオケア社独自のスパーク陽極酸化処理がおこなわれた、酸化チタンのタイユナイト表面性状を活かし、歯槽骨との結合に安定性のあるインプラントです。

リプレイス・シリーズ

リプレイス・シリーズは、インプラント体と人工歯の結合部分であるアバットメントを装着するために「インターナル・トライチャネル・コネクション」の採用をし、正確かつ確実に装着することを実現させました。

インプラント体が歯槽骨と機密に結合するために不可欠な初期固定を実現するために、インプラント体の形状を天然歯根の形状に似せ歯槽骨調和を図り、周辺組織の負担を軽減させます。

また、表面性状ではノーベル・バイオケア社独自のスパーク陽極酸化処理がおこなわれた、酸化チタンのタイユナイト表面性状を活かし、歯槽骨との結合に安定性のあるインプラントです。

アクティブ・シリーズ

アクティブ・シリーズでは、軟らかい歯槽骨や抜歯してできた空間(穴)の抜歯窩や、審美性が求められる口元から見える部位のインプラント体埋入に、優れた初期固定が期待できるインプラントです。初期固定に安定性があるので、抜歯直後のインプラント体埋入や、困難な症例に適しています。

アクティブ3.0では上顎の側切歯、下顎の中切歯、側切歯などの埋入スペースの限られた部位に用いられるように直径の細いインプラントが開発されました。細いインプラント体となると強度が備わっていないことも多く見受けられますが、アクティブ・シリーズのアクティブ3.0は強度も十分に備わったインプラントです。

また、表面性状ではノーベル・バイオケア社独自のスパーク陽極酸化処理がおこなわれた、酸化チタンのタイユナイト表面性状を活かし、歯槽骨との結合に安定性のあるインプラントです。

インプラントの使いまわしを回避

ノーベル・バイオケア社が展開するインプラントの多くは、生涯保証が定められています。前述でご紹介したアフターフォローの一環となりますが、手術中に誤ってインプラントが床に落下してしまった場合や、埋入したインプラントが数年後に抜けてしまった場合などの場合に限り、ノーベル・バイオケア社が無償でインプラントの交換をおこなっています。

世界各国にインプラントメーカーは存在しますが、無償で交換してもらえる企業はノーベル・バイオケア社のみであり、自社のインプラントの品質に自身を持っているからこそ、無償交換を実現できるのではないでしょうか。