インプラント学会と専門医制度について

インプラント治療をしたいとお考えの方のお悩みとして「インプラントを受ける歯科医院をどう選んだらいいのか」ということが多く挙がります。
インプラントドクターを選ぶ基準として「どんな学会に所属をしているか」、「どんな資格をもっているか」を知っておくと安心に繋がります。
今回は「インプラント学会」、「専門医制度」についてご紹介したいと思います。

インプラント治療はどこの医院でも同じではありません

インフォームドコンセントの徹底
インプラントは、専門的な技術を要する治療です。入れ歯やブリッジと比べ、より高度で精密な技術を必要とします。さらに外科手術まで行うわけですから、失敗したからといって、そう簡単に再治療ができるわけではありません。患者様が安心して治療を受けることが出来、良い状態を維持するためにはインプラント学会所属による資格保有者の施術が安心です。学会とはどのようなものか、普通の歯科医師とどのように違うのかなど、受診の参考にされてください。

インプラント学会について

インプラントに関する学会はいくつかあります。
インプラント専門医と呼ばれる資格は、「日本口腔インプラント学会」という機関の定めた研究機関に規定の期間以上所属していること、定期的な論文の提出、インプラント手術の規定経験数、学会等での研究発表などさまざまな条件を満たした歯科医師に与えられる資格です。
日本口腔インプラント学会は、歯科系の学会で最大の会員数を持つ学会です。

日本口腔インプラント学会の他にも、・国際口腔インプラント学会(ICOI)、国際口腔インプラント学会(ISOI)
があります。

    ICOIとは

    ICOI(International Congress of Oral Implantologists)は1972年に設立された国際的な口腔インプラント学会であり、本部は米国ニュージャージー州に置かれています。すべての患者様によりよい歯科治療を提供するため、歯科医療従事者のインプラント教育に努めており、世界最大規模のインプラント学術団体であると同時に、インプラントの継続教育を提供する最大の機関としての役割も果たしています。

    会員は一般歯科医から口腔顎顔面外科医、歯周病専門医、補綴専門医、歯内療法専門医、歯科矯正医、歯科技工士、歯科衛生士、研究者、大学教員、歯学部生、卒後研修医,歯科業界の代表者など幅広い領域にわたっています。

    ICOIは世界歯科連盟(FDI)の加盟団体です。

    ISOIとは

    ISOIはヨーロッパにて最大最古の歴史を持つインプラント学会「DGZI」の日本支部を併設しております。DGZIはドイツを本拠地として本国に4,000名、全世界に12,000名以上の会員を有する学会であり、DGZIドイツ本部で取得出来る「Oral Implantology Specialist」と「Expert Implantology」の認定は、インプラント専門医として、大きな信頼と社会的な評価を受けられる大変名誉な称号です。

    インプラント認定医、指導医について

    現在日本の医学界では学会は認定医・専門医の資格認定を行っています。インプラント認定医はインプラント専門医とほぼ同意義です。いっぽうインプラント指導医とは、より深くインプラントについて学び、一定の条件をクリアした歯科医師だけが得ることができる資格です。

      認定医・指導医が在籍する歯科医院で治療を受けるメリットとは

      インプラント認定医・指導医が在籍する歯科医院で治療を受けるメリットをご紹介します。

      ・ 最新の設備が整っている・・・インプラント認定医・指導医が在籍するレベルの歯科医院のほとんどは、設備が充実しています。歯科用CTをはじめとした設備を完備している歯科医院で、安心して治療が受けられることは大きなメリットであると言えます。

      ・ 難しい症例でも対応できる・・・インプラント認定医・指導医は、インプラント治療のエキスパートです。患者様のお口の中の状態は十人十色で、骨格や顎の骨の量なども当然違います。患者様に応じた治療を的確に診断し、難症例と言われる症例に対しても、十分にその技量を発揮できるでしょう。

      ・ 最新の知識や技術を取り入れた治療を受けることができる・・・インプラント認定医・指導医は、ただ単に治療を行っているだけではありません。日々勉強や研鑽を重ね、勉強会や学会などに出席して常に新たな知識や技術を身に付けています。そのため、これまでの治療では難しいと言われてきたことも、最新の知識や治療を取り入れた治療を受けることができることで、可能性の幅が広がります。

      まとめ

      「インプラント学会」に付随する「資格」は歯科医院を探して選択するひとつの大きな目安となる肩書です。しかしそれだけを鵜呑みにするのではなく、これまでの症例経験数や口コミなどさまざまな角度からしっかりとリサーチして選択してください。そして実際にカウンセリングを受け、どんな些細なことでも疑問は残さないように十分に納得して治療を受けるかどうか判断することをおすすめ致します。