ブリッジかインプラントか?
Bridge or Implamt
失った歯を治療する場合、ブリッジにするかインプラントにするかの選択は単純ではありません。もちろんそれぞれの治療のメリットやデメリットを基準に判断することもできますが、失った歯の本数やかみ合わせのバランス、ブリッジなら支台歯(土台になる歯)の状態などの口腔環境(お口の中の状態)を考慮することも大切です。
ブリッジからインプラントに変える理由
Reason
支台歯の問題
ブリッジをしていた箇所の支台歯(土台になっている歯)に問題が生じ、再治療しても外れてしまう。あるいは、ブリッジはできないと診断された。
支台歯の問題には以下のような原因があります。
・歯根破折(歯の根が割れてしまう)
・歯周病、咬合により骨吸収による動揺
・根の先の炎症、膿の袋で根幹治療の限界
・虫歯で歯質が崩壊した
適用できない
ブリッジの再治療を希望したが、欠損歯数が多く適用外で入れ歯しかないと言われた
咬合の負担を減らしたい
骨が極度に少ない場合や全身疾患が悪く外科処置が不可能な場合などを除けば、大半はブリッジからインプラントに変えることは可能です。
当院では、CT(平面的なX線写真とは異なり、あごの骨や血管、神経の位置関係を立体的に確認できる機器)で詳しく骨の状態を診断したうえで判断しますのでご安心ください。